1989Worldフランス・パリ大会。会場はパレス・オムニスポーツ。伊藤みどり(JPN)が優勝し、日本に初の金メダルをもたらす。そして女子で初めて 試合で3アクセルを成功させた、記念すべき大会。 女子OP 伊藤(JPN)C6位。♪本人曰く「タンゴじゃなくてダンゴ」 女子フリー 八木沼(JPN)。3ルッツで転倒。C15位、OP12位、現在14位。ジャンプミスが目立ち 重苦しい演技になってしまった。15位。 現在9位のエヴェリン・グロスマン(GDR)。実にシャープな切れ味。この時期の 東ドイツは層が厚かった。♪サウンドオブミュージック。 アメリカのニューフェイス、クリスティ・ヤマグチ(USA)。17才。ペアもガリンド と初出場で5位入賞。ルッツを2回入れている高度なプログラム。6位。 C4位、OP8位、現在6位のナタリア・ゴルベンコ(URS)。♪マラゲーニャ。19歳。 後半ミスが目立ち、2アクセルでは転倒。 C3位、OP4位、現在4位のナタリア・レベデーワ(URS)。♪白鳥の湖。メダルの 期待がかかるが、全般でジャンプミスが目立ってしまった。Eu2位。5位。 現在2位のライストナー(FRG)。3フリップ転倒。Eu優勝。好調なシーズンの締め くくりだったが、重たい雰囲気の演技。83年以来の銀。 現在3位の伊藤(JPN)。まずは3ルッツがきれいに入る。そして女子で初めての 3アクセルはランディングが少し乱れたが、大成功!笑顔がこぼれる。3フリップも 成功。3ループも非常に質がいい。そして3トゥ+3トゥ!ノリノリ。最後は3サルコウ そして2アクセル。技術点で6.0が5人、5.9が4人。芸術点も5.8と5.9。満足の金。 現在5位のネスケ(FRG)。みどりの直後ではやりにくかっただろう。85世界12位。 以来4年ぶりの世界大会。それでも立派な4位。 現在1位のトレナリー(USA)。3ジャンプが2になったり、2アクセルが1になったりで 銅メダル。 男子結果 1 カート・ブラウニング(CAN) 初優勝 2 ウリストファー・ボウマン(USA) 初の表彰台 3 グルゼゴルシュ・フィリポウスキー(POL) やっとの表彰台 11加納誠(JPN) あと一歩の順位 ペア結果 1 ゴルデーワ&グリンコフ(URS) 金に返り咲き 2 ランドリー&ジョンストン(CAN) 3 ベチケ&ペトロフ(URS) アイスダンス結果 1 クリモワ&ポノマレンコ(URS) 初優勝 2 ウソワ&ズーリン(URS) 初の表彰台 3 デュシェネイ兄妹(FRA) 初の表彰台 18滝野兄妹(JPN) |